体脂肪率

体脂肪率

体内の成分のうちに最も多いものは水分であり、体重のおよそ50〜60%が水分で占めています。残りの40〜50%は筋肉の中にあるタンパク質や糖、骨に含まれているミネラルで出来ています。

体脂肪率とは

体重の中にある脂肪の割合を数値でチェックする事ができます。よく多いのが、太っている人よりも痩せている人の方が、体脂肪が多い可能性が高いです。その理由は、筋肉や骨が少ないなどと言われています。逆に太っている人の方が、体脂肪率が標準に近い場合もあります。

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体脂肪のあれこれ

・ ダイエットは体重を落とすのではなく、体脂肪そのものを落とさなければいけません。
・ 体脂肪はただ落とすということではいけません。体脂肪は生きていく為に不可欠なのです。

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体脂肪率測定

体重のうちの脂肪の重さを体脂肪と呼びます。

日本肥満学会による
男性15%未満 女性20%未満 低
男性15〜20% 女性20〜25% 標準
男性20〜25% 女性25〜30% やや高い
男性25%以上 女性30%以上 高

体脂肪率が男性は14〜23%、女性が17〜27%、スポーツ選手は10%前後が望ましいと言われています。

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体脂肪の増減について

体脂肪率の増減のデメリットは以下のようなものがあります。
・ 体脂肪が低すぎると感染症になりやすい。
・ 体脂肪が低すぎると女性は生理不順になる。
・ 体脂肪が高いと生活習慣病など引き起こしやすい。

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家にある体脂肪計でチェックをする

1. お風呂上がりは望ましくない
タオルできっちり拭いても、皮膚に水分が溜まってしまっていますので、体脂肪は低下してしまいます。

2. きっちりと時間を決める
朝・夜どちらでも良いのですが、毎日決めた時間に計る事が一日の体脂肪率が正確にわかります。時間をずらしたりしないで、きっちりと定まった時間を決めて計る事がおすすめです。朝は睡眠をとっていた後ですから、水分を摂っていない状態で汗の量も少ないので、体脂肪率は高く出てしまいます。

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体脂肪の増加の原因

体脂肪増加の原因には主に以下の3つのものがあります。
・ 油分や高カロリー、アルコールの摂り過ぎ。
・ 年齢とともに体脂肪が増加する。
・ 運動不足により、筋肉が落ちてしまい脂肪に変わってしまう。但し、脂肪よりも筋肉の方が重さはあります。

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体脂肪を落とすには

脂肪の量を減らす事は出来ませんが、脂肪を筋肉に変える事は可能です。そのかわり脂肪より筋肉の方が重たいですから、体重は若干増えます。脂肪を減らすには、ジョギングやウォーキングといった有酸素運動がおすすめです。軽いストレッチを取り入れてみても効果的です。

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