メタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム

現代社会で生活している私たちは、食生活や生活習慣でなに一つ不自由のなく暮らしていける環境になっています。けれども、それが原因で病気の発症やストレスを受けてしまいやすい環境にもなってしまっているのです。最近男女問わず多くなっている、メタボリックシンドロームについて紹介します。

メタボリックシンドロームとは

最近ではメタボと言う言葉を良く耳にします。これこそメタボリックシンドローム(別名メタボ、代謝症候群)です。言葉は良く耳にしますが、果たしてメタボリックシンドロームの意味をちゃんと理解しているのでしょうか。おそらく、多くの人たちが深く理解していないのが現状でしょう。

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満(内臓や腹部周りの肥満)であり、高血圧、高血糖、高脂血症など2個以上合併し、発症している事をメタボリックシンドロームといいます。

簡潔に説明をすると、内臓脂肪の蓄積により様々な病気や生活習慣病の発症を引き起こしてしまいやすい状態を言います。

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肥満には2種類

1. 皮下脂肪型肥満
お腹や腰の周り、おしりや太ももに脂肪がついてしまい、洋なしのような形に見えてしまいます。いわゆる見た目でも判断できてしまう『洋なし型』です。

2. 内臓脂肪型肥満
内臓の周りに脂肪がついて、一見みると太っているようには見えないのが特徴の『りんご型』です。

これらをチェックするにはウエストを計ってみましょう。ウエストといっても、しっかりへその周りで計る事がポイントです。 ウエストが、男性85cm以上、女性が90cm以上であれば内臓脂肪型肥満の可能性があります。

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メタボの赤信号

最近では高血圧、肥満症、糖尿病など合併して発症しているメタボリックシンドロームの人は、現代人に最も多い心臓病や動脈硬化を引き起こしやすいと言われています。

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急増している子どもの肥満

現代では、肥満の子どもが急激に増えているのが現状です。調べによりますと、10人に1人の割合が肥満児と言われています。

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子どもの肥満の主な原因

現代の日本は、生活豊かに暮らしていける環境です。そのためどんな物でも自由な勝手がきく。これらが不規則な生活をしてしまう原因になってしまいます。ここで、子どもの肥満の原因を見ていきましょう。

・ ゲームばかりで遊び、外に全く出ずに運動不足である。
・ 不規則な生活(睡眠不足や夜更かし)
・ 栄養バランスの悪い高カロリーや油分の摂り過ぎ
・ 好きなときに好きな物ばかり食べる事が出来る。

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子どもの肥満チェックするには

中学生がウエスト80cm以上、小学生がウエスト70cm以上であれば内臓脂肪型肥満の可能性は大です。しっかりとおへその周りを計って調べましょう。

大人と同じように、不規則な生活ばかりしてしまうと肥満ばかりではなく、子どもでも生活習慣病や様々な病気を発症してしまいます。子供だからといって油断せず、規則正しい生活や食生活、将来を考えて生活する事が肥満や生活習慣病の予防に繋がります。

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内臓脂肪型肥満のおすすめダイエット方法

体脂肪率と同様に、やはりジョギングやウォーキングなど有酸素運動が一番効果的です。ジョギングやウォーキングをすると、皮下脂肪よりも先に内臓脂肪をどんどん燃焼をさせることができます。初めのうちは、誰でも簡単に運動する事ができるウォーキングはいかかでしょうか。有酸素運動は、内臓脂肪を減らす最高のエクササイズであり、筋肉をつける事で脂肪を少なくする効果が得られます。

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